本番の笑い話

みなさんこんにちは!店頭GのKです。

私は中学から吹奏楽を続けています。今年の4月で15年目突入です!
吹奏楽は大会や演奏会がありますが、本番は失敗もなく無事に終わっていました。
しかし一回だけ黒歴史となった出来事があります。
約3年ほど前にアンサンブルコンテスト(以下アンコン)という少人数で演奏する大会に出ました。
その時に演奏した曲は高校2年生の時に結構良いところまで行った曲で、しかも同じメンバーだったので練習はしましたが、大丈夫でしょ~と本番前の練習まで余裕ぶっこいていました。

本番。今まで失敗しなかったところでの失敗。私以外の子も調子が悪いみたい。やばいやばいやばい・・・・・
そして最後の音を吹いた瞬間「ぶほっ!」と私は笑ってしまいました。
それまで楽譜上3人で別の音を吹いたりメロディーや伴奏を吹いていてその最後の4拍伸ばす音だけ3人全く同じ音でした。
総崩れが最後の最後でピターッとなった瞬間なんでここだけしっかり揃うんだと思ったらこらえきれず吹き出してしまいました。もう一人の子もつられて笑ってしまい3、2、1人と音が減っていきました。
演奏が終わっても私は笑いをこらえきれず下を向いたまま肩を震わせていました。最後の礼もずっと下を向いていました。
足早に出口に向かい会場の外へ出た瞬間大声で笑いました。

結果は言わずもがな。
しかし講評に「楽しそうでよかったですね。」と書いてありました。
会場の外で安心して笑ったのが大声過ぎて審査員の人に聞こえていたみたいです。

その曲は3人の中で封印しました。もう演奏することは無いでしょう。

今でもその曲を聴くとプロの人が演奏していたとしても最後の音で笑いそうになります。

今年のアンコンでは後輩たちが岐阜県1位で県代表そして東海大会まで出場しました。
素晴らしい後輩たちです。

この黒歴史を後輩に話したらびっくりしていました。みんな真面目なんです。
私はこんなゆる~い感じで今も吹奏楽を続けています。