日本海のズワイガニ ピンチ!

食欲の秋、真っ只中ですね。創注営業部のTKGです。

さてさて、今年も待ちに待った日本海でのカニ漁が、11月6日に解禁されました。
わたくしの誕生日と同じ日なので覚えやすいです。

通常、「ズワイガニ」「越前ガニ」の名前で売られているのは 雄ガニです。
私が好きなのは、雌ガニで通称「セイコガニ」。 体はとても小さくて、市販されている雄ガニのサイズの4分の1か、5分の1くらいしかなく、これ以上は大きく育ちません。
この季節に漁獲される「セイコガニ」は、足を食べるというよりも、濃厚な内子・外子・ミソが絶品で、価格も近くのスーパーでも¥700くらいで買えて最高です!

しかーし。 数日前、「ズワイガニ」大好き人間を激震させるニュースが発表されました。

「日本海のズワイガニ 3年後には半減の予測!」 です。

国の規定で、漁獲できる条件は、雄は甲羅の幅が9センチ以上、雌は産卵可能な成熟状態であることと決まっており、条件を満たさないサイズはリリース(放流)されます。 

水産庁から委託を受けた機関が調査したところ、今年は条件を満たすサイズのカニは例年並みだが、未成熟の稚ガニの量が雄雌とも過去20年で最低レベルの量しかいないとのことです。

資源保護のため漁獲制限していたおかげで、生息数はここ4年は増加傾向にありましたが、今年の稚ガニの量から推測すると、3年後には漁獲量が半減すると予想されています。
原因は不明で、生後3年以内に死ぬ個体数が増えた可能性があるそうです。

温暖化の影響でしょうか?他国が獲りすぎているのが原因でしょうか? 

ズワイガニの皆さん、頑張ってー!