はなしのたね。2005.vol.04
1:「寒波と水道管」のはなし。
 大寒波到来。桜島(鹿児島)の雪化粧を初めて見た。三宅島(東京)でも雪が舞ったそうだ。南国愛媛では路面が凍結。愛媛の人がスタッドレスタイヤを持っているとは考えにくいので、市街地ではチェーンの音が「シャンシャン」鳴り響いていた事でしょう。我々雪国?の住人であっても雪道の運転は慎重になる。圧雪にハンドルを取られヒヤリとしたり、“ガタガタ”揺れる上下運動は、内蔵がシェイクされ酔いそうだ。多分、雪道を運転した経験の少ない愛媛の人は、この大雪に四苦八苦した事だろう。
 さて、四苦八苦すると言えば、雪の日の水道管凍結も困りもの。この寒波に備えてT社のM氏は、普段より早く会社に行くため早起きをした。準備万端、愛車のエンジンを掛け、屋根に積もった30cm近い雪を水で流し落とそうとホースを手に取り、蛇口を捻った。“うん?”ホースの先からは水がチョロチョロと流れ出すだけだ。それはまるで前立腺肥大が引き起こす“頻尿”の様に頼りない流れ。何事?。と、M氏がいぶかしんでいると、手にしたホースに何やら振動が…。次の瞬間、突然ホースの先が蛇の様に踊り出し、水圧に押し出された氷塊が飛び出した。一面の水浸し。結局、“冷や水”を浴びせられたM氏は、ズボンをはきかえ会社に向かった。幸い早起きのお陰で遅刻する事はなかったそうだ。
 さて、そんなM氏に雪の日の水道管に関する助言。①元栓はしめるべし。②表に露出している水道管には防寒対策をするべし。③ホースの中には“水”を残すべからず。④凍結した場合は蛇口を開き、布(タオル)を掛け “ぬるま湯”をゆっくり注ぐべし。決して、熱湯を浴びせぬこと。以上、冬の日の水道管凍結に関する助言でございます。

2:「語源の世界」
【ぐっすり】グッスリ。快適に眠れた時に使う言葉に「ぐっすり」がある。実はこの言葉、日本語のような音を持つが、「good sleep」が語源であると言われる。「have a good night's sleep(ひと晩ゆっくり眠る)」の「good sleep」が、良い睡眠という意味の“ぐっすり”いう言葉として定着した。
【如月】陰暦で2月の事を如月(きさらぎ)と言いますがその語源は、如月は寒さで着物を更に重ねて着ることから、「着更着(きさらぎ)」というようになった。by着替えの上手な如月ハニー。

3:「ちょいスケ」
近隣のちょっとしたイベント情報を掲載する「ちょいスケ」。何卒ご愛顧のほどを…。
【今尾の左義長・2/11(金)13:00~】「どんど焼き」とも言われる正月行事で、悪魔払いの火祭り。重さ2tもの青竹みこしに火を付け、不浄を払い、その年の多幸を祈る勇壮な祭りです。場所:岐阜県海津郡平田町今尾・秋葉神社問い合わせ先は、平田町企画課(TEL:0584-66-3348)

4:「花種寄席(はなたねよせ)」
★厳寒、豪雪の日。小3の娘の下校を心配した。しかし、彼女は“ツララ”をかじりながら帰ってきた。
5:さらりーまん川柳
「メール見て メール送って 今日となり」
「気持ちとの ギャップ絵文字で 埋める文」
「顔文字の ような笑顔の 母が好き」