はなしのたね。2005.vol.09
1:「夢のX線…」のはなし。
数年前に、ソニーのビデオカメラ(暗視)で、衣服が透けるというのが話題になった。この時は、機械の改良により事態が収まった。しかし、収まりきらなかったのが多くの男性の下心でした。
さて昨年末に、この男性の下心をくすぐる話がロンドンで起きた。場所はヒースロー空港。空港の安全を確保する為に一台の機械を導入したのが事の発端。その機械とは、乗客の衣服も透視が可能な新型のX線装置。この装置は、低レベルの放射線を使って衣服を透視し、乗客の身体が一糸纏わぬ姿で画像としてテレビ画面に映し出されるもの。この画像により、テロリストが衣服の下に爆弾などを隠し持っていたとしても、テロを未然に防ぐ事ができるという訳だ。検査される人は無作為に抽出され、承諾した乗客にのみ検査が実施される。ヒースロー空港では、4ヵ月間にわたる装置の試験運用が終了し、今後本格運用をするか検討に入っているそうです。ということで、裸体に自信の無い方は、英国への渡航はお薦めできません。蛇足コーナー:米国では、テロ防止のため、ライターの持込を禁止するそうです。当然、マッチもダメです。愛煙家には機内の禁煙に続いて厳しい仕打ちだ。

2:「痴呆症から認知症へ」のはなし。
先日の中津川一家惨殺事件は、世間に物凄い衝撃を与えた。加害者とされる父親の病状も回復の兆しが見えてきたと言う。動機の解明が待たれますが、幼子の死は気の毒以外の何物でもない。さて、この事件で引っ掛かったのが、祖母が「認知症」であったという報道。「認知症?」初めて聞く言葉に戸惑ったが、調べて納得した。労厚省が、言葉のイメージが悪い「痴呆」にかわる言葉として決定したのが「認知症」。昨年、同省の検討会が国民に意見を募集し、6つに絞り込んだ。「認知障害」「認知症」「記憶障害」「アルツハイマー」「もの忘れ症」「記憶症」がそれで、一番多かったのが「認知障害」。しかし、認知障害は精神医学の分野で使用されているため、2位の「認知症」が繰り上げ採用となった。今後、「痴呆」という言葉は使われずに、「認知症」という言葉がマスコミでは使われるようです。
3:「ちょいスケ」
近隣のちょっとしたイベント情報を掲載する「ちょいスケ」。何卒ご愛顧のほどを…。
【25万球のチューリップ祭2005】4/4mon~4/17sun迄、岐阜県海津市木曽三川公園で開催されます。

4:「花種寄席(はなたねよせ)」
★通勤電車の車内広告に、予備校の宣伝が載っていた。「社長さん!お子さんの合格発表日には、お父さんを残業させないで!」と書いてある。が、社長さんは電車を使わないと思うのですが…(我が社の役員は、黒塗りのハイヤーで送迎されている)。
★バレーボール・Vリーグ男子の決勝戦が「サントリー対JT」だった時、観戦に行く私に父が言った。「なんだ、酒屋とたばこ屋の対決か。じゃあ未成年は入場禁止じゃないのか?」…別に、商品の即売会をやるわけじゃないんだから…。

5:さらりーまん川柳
「ぽっちゃり系 いいえ貴方は うっちゃり系」
「携帯で 捕まり免許 不携帯」
「共稼ぎ 妻の稼ぎは 妻のもの」