はなしのたね。2005.vol.13
1:「グルコサミン」のはなし。
最近、私の身の回りでサプリメントを食する人が増えている。どうも健康ブームの行き着いた先は、米国式のサプリメントのようです。本来食事は、1日30品目以上の食材を摂るのが理想と言います。その30品目の食材中に、ビタミンやカルシウム、鉄分など様々な栄養素が含まれ、その食事から栄養を摂取するのです。しかし、忙しい米国人は「サプリメント」という合理的な方法で、その必要な栄養素を補給しています。少し前には「コエンザイムQ10」なる抗酸化物質(体内の老化を止める)が大人気となり、日本でも「サプリメント」が親しみ易いものになりました。そんな中、新たな栄養素が注目されています。その名は「グルコサミン」です。
グルコサミンは、簡単に言うと蟹や海老の甲羅(こうら)の成分です。甲羅を構成するキチン質内部に含まれており、人間の軟骨や爪、靱帯などもグルコサミンが含まれています。グルコサミンは、軟骨などを作る最も重要な栄養素です。青年期までは体内で生産されますが、初老期を境に年齢を重ねるとグルコサミンが徐々に欠乏(減産)します。欠乏すると軟骨のある場所(関節)に障害が起き、関節炎などになります。そこで、グルコサミンを体外から補給するため、サプリメントを服用するのです。ヨーロッパでは、関節炎の治療薬として用いられる程、関節炎には効果があるようです。階段を昇る際、膝が痛いそこのあなた、是非グルコサミンを…。

2:「ちょいスケ」
近隣のちょっとしたイベント情報を掲載する「ちょいスケ」。何卒ご愛顧のほどを…。
【岐阜県美術館で会える巨匠たち・ルドン、ルノワール、玉堂から現代まで150選】4/1(fri)~5/8(sun)の期間中、リニューアル(空調改修)を記念して、大々的な所蔵展が開催されます。岐阜県美術館は、世界に誇る「ルドン・コレクション」をはじめ、前田青邨、川合玉堂、山本芳翠、熊谷守一、荒川豊藏、加藤卓男など郷土ゆかりの作家たちの充実したコレクションで知られています。さらに、奥村土牛、伊東深水、岸田劉生など、近現代の美術史上重要な足跡を残す作家や、ルノワール、モロー、ミロなど著名な西洋の作家たちの優れた作品も所蔵しています。その数々の名品を、大々的に展示します。名作の魅力を十分に味わって下さい。(問)058-271-1313/岐阜県美術館/岐阜市宇佐。

3:「花種寄席(はなたねよせ)」
★おじいちゃんが、「通販のパンツが安くて丈夫だったから、追加で10枚頼んどって」と言った。そしたらおばあちゃんが、「そんなに生きれんから5枚にしときんさい」と言い返した。
★花粉症なのにマスクを忘れて外出してしまい、歩きながらクシャミを連発。そこへ後ろから男の子の歌が聞こえてきた。「春がきた 春がきた どこにきた~鼻にきた 目にもきた 頭きたぁ~♪」思わずクシャミが止まりました。

4:さらりーまん川柳
「講演会 よく寝た人ほど 拍手する」
「おいやれと 言った自分が 追いやられ」
「負け犬と 勝手に勝負 つけられて…」