はなしのたね。2005.vol.32
1:「脳とぬりえ」のはなし。
 最近のブームに「脳の活性化」がある。子供の100マス計算にならって、大人用のドリルがあったり、声を出して名作を読むことで脳を活性化しようという書籍があったり、あらゆる手で「脳の活性化」を促す商品が開発されている。あの一世風靡したルービックキューブも、脳の活性化に役立つとされ、好調な売れ行きを見せている。また、ゲーム業界でも大人向けに「やわらかあたま塾」や「脳を鍛える大人のDSトレーニング」(ニンテンドーDS)などの販売が好調だ。
さて、先日ジャスコに行くと、本屋に見慣れぬ書籍が大量に平積みしてあった。題名を「大人の塗り絵/美しい花編」と、「大人の塗り絵/花鳥風月編」(\998・河出書房新社)と言い、「脳の活性化」をうたった塗り絵だ。小さな頃に描いたキャラクターの塗り絵同様、白地に黒線で花が細かく描かれている。「美しい花編」は女性向き、「花鳥風月編(葛飾北斎)」は男性向けに作られている。卒業以来、音楽や美術に勤しむことの無い社会人。久し振りに色鉛筆を握り、細部に着色をする。結構、これが快感である。この動作が脳の活性化に繋がるというフレーズも心地よい。発売以来、売れ続け今では累計20万部を超えるベストセラーとなった。「脳の活性化」は今後いろいろな分野で持て囃されるだろう。

2:「ちょいスケ」
近隣のちょっとしたイベント情報を掲載する「ちょいスケ」。何卒ご愛顧のほどを…。
【ふるさと栗まつり】10月2日(sun)9:00~16:00に、岐阜県山県市大桑にある「四国山香りの森公園」にて、秋の味覚「栗」を取り上げたイベントが開催されます。岐阜市の北に位置する「山県市」は栗の特産地として有名です。その栗を使って「栗の掴み取り」や「栗の販売」、地元特産品の販売、キャラクターショーやゲストショーなど、催し物が盛り沢山です。大人から子供までが楽しめるイベントです。栗三昧の秋の一日も宜しいのでは…。(問)まつり実行委員会tel.0581-22-6830

3:「花種寄席(はなたねよせ)」
★中学の時の話。余りにも英語の成績が悪い姉と私に、父が業を煮やし、英会話の本を買ってきた。
父:「この日本語を英語に訳せ!制限時間は2分」
姉&私:「おー!」
父:「シカゴ行きのバスはこのバスですか?」
私:「シカゴ…ゴー…トゥ…」
父:「…」しばらくして姉が…。
姉:「そこらにあるバスを片っ端から叩いてシカゴ?シカゴ?ってその辺の人に聞けばいいええじゃん!」父&私:「え?」
姉:「間違ってたらNO!って言うし、合ってたらOK!って言うよ。それ位なら私も理解できるし!」
父:「お前はどこに行っても生きていける…」

4:さらりーまん川柳 
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