はなしのたね。2012.vol.18
1:「太陽と月」のはなし。
5月21日は金環日食でした。みなさんご覧になったでしょうか。日食とは太陽を月が覆う現象のことですが、当たり前ですがどちらか片方だけでは起こり得ません。あの神秘的な自然現象は、太陽と月という2つの天体があって初めて成立するわけです。
我々にとって重要な存在である太陽と月、実は太陽の方は寿命が限られています。と言ってもその寿命は50億年。余命と言うにはあまりに長い年月ですが、50億年ほどすると地球の軌道よりも大きく巨大化し、地球を飲み込んでしまいます。そしてその後は小さくなって燃えカスになります。じゃあ50億年後には地球が無くなってしまうのか?と言うとそうではなく、人類は核融合の技術でもって地球の軌道を圏外に移してしまう・・・、更にこのあたりの技術はほぼ確立されつつあるんだそうです。今、世界中で波紋を呼んでいる核の力が、遠い未来で地球を丸ごと救うことになるとは、何だか皮肉な話です。それだけでなく、火星への移住計画も進められているんだそう。そしてこれまた皮肉なことに、火星の気温を人間が住める水準まで上げるために利用されるのが、「二酸化炭素による温暖化」・・・う~ん、何と言っていいのやら・・・。
もう一方の雄、月に関しては、寿命のようなものはありません。でも万が一、月が無かったらということを考えると、地球には多大な影響がありそうです。まずマクドナルドの月見バーガーがこの世に存在しない!じゃなくて(個人的には大問題ですが)、月がなければ地球の自転軸が不安定で気象が安定せず、生物の生存は難しかったようです。仮に生物が誕生したとしても、人間のように高度な文明を持つような生命体は生まれなかったでしょう。他にも月は地球のバリアーになっているという見方があり、地球誕生以来 今日まで、月は無数の小惑星の衝突を地球に代わって受け止めてきたといいます。月の表面に刻まれたあのクレーター群は、その勲章なのです。
こうして色々と見ていくと、地球という星は本当に絶妙なバランスの上に成り立っている惑星だと感じます。今回の金環日食で「百何十年ぶりの奇跡!!」などと安易に謳っていましたが、地球の存在自体が何よりも奇跡であることを忘れてはならないようです。(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。

(左から ① ② ③です)
【問題】
①「?」に入るのは?
②「?」に入る数字は?
③部分的に隠された四字熟語を当ててください。

3:ハナタネ寄席 
★人間とは、二種類に大別できます。イギリス人「紳士と下衆だ!」 フランス人「美食家と悪食家だ!」
日本人「金持ちと貧乏人だ!」 中国人「共産主義者と堕落した資本家だ!」 アメリカ人「オレ達とお前達だ!」

4:さらりーまん川柳(第一生命より)
「『マルモリ!』と 思わず告げた 牛丼屋」

「日よう日 妻は女子会 おれじゃまかい」

「TPP タバコ パチンコ パパ止めて!」