はなしのたね。2013.vol.07
1:「言葉遊び」のはなし。
○○とかけて××ととく、布団が吹っ飛んだ、たけやぶやけた・しんぶんし、これらはそれぞれ「なぞかけ」、「駄洒落」、「回分」という皆さんご存知の言葉遊びです。他にも、何と(710)立派な平城京などに代表される「語呂合わせ」や、いろは歌に代表される「アナグラム」など、有名な言葉遊びはたくさんあります。他にも・・・
・ぎなた読み―――文章をわざと間違った区切りで読む言葉遊び。例えば、「胸中に誓った」という文章を別の区切り方で読むと「今日 中日 勝った」と読めます。パソコンや携帯で文章を入力する際、違うところで区切られて変な文章になるのはまさにこの「ぎなた読み」です。ちなみにこの「ぎなた読み」という名前は、「弁慶がなぎなたを振り回し」という文章が「弁慶がな、ぎなたを振り回し」と読めたことに由来するそうです。
・山号寺号(さんごうじごう)―――「車屋さん広小路」「おかみさん拭き掃除」のように、「○○さん(山)○○じ(寺)」となる言葉を作って遊ぶ言葉遊び。『山号寺号』という落語の中で、登場人物がいろんな「○○さん○○じ」となる言葉を披露するので、この遊びの名前も山号寺号になったそうです。
・倒語(とうご)―――言葉を逆に読んで別の意味の言葉にする言葉遊びです。「てぶくろ」を逆から読んだら「ろくぶて」というのはこの倒語です。古くは秘密を伝えるための隠語に使われていたそうです。ハワイをワイハー、姉ちゃんをチャンネーなどと呼ぶ業界用語もこの倒語が原点。また、手品のタネ(ネタ)と寿司のネタ(タネ)など、倒語が両方とも一般化し、二重語化した例もあります。
・パングラム―――言葉遊びは外国にもありまして、これはアルファベットをすべて使用して意味のある文章を作る言葉遊びです。全部のアルファベットを使えば文章は長くなってもOKですが、できるだけ短い文章の方が評価されます。
こうして見ると、言葉「遊び」となっていますが実際にやろうとすると頭を使わなければできない物がほとんど。テレビもゲームもない時代、昔の子供たちは「遊び」がそのまま「知育」になっていたとも言えます。現代っ子は毎日スマホやDSとにらめっこですが、それも何かの役に立っていると信じたいところです。(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
 人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。

【問題】
①■に入る共通の2文字はそれぞれ何でしょう
②左右を合成してできる文字は何でしょう(漢字1文字)
③下の式に当てはめると「階段+精神」は何色?

3:ハナタネ寄席
★カワイイ外国人選手と戦う時は集中力が上がりますね。『こいつ、何でこんなにカワイイんだ』って。すぐに倒したくなります。燃えてきますね、『ブン投げてやる』って ~レスリング世界最強の女王・吉田 沙保里~
4:名言「3(ざ)」(ん)昧(まい)(作者不明の名言集)
1.「自分で自分に線引きしない。私バカだから、とか、俺ダメなんだ、とか言うの禁止。」
2.「ラオス語で『頑張る』は『ぱにゃにゃん』って言うらしい。日本人もそれぐらいの感覚でいいんじゃない?」
3.「ものごとは簡単に考えると突破しやすくなる。発想の転換を。」

5: 
先週の答え
①即決裁定理解決断髪型
②ねぎ
③リーズナブル