はなしのたね。2013.vol.16
1:「危険すぎて禁止されていた競技」のはなし。
先日 和歌山県の白良浜海水浴場で本州で一番早い海開きが行われました。早くも冷たい水が気持ちいい季節になりましたが、皆さんは水中で行われるスポーツ「水球」はご存知でしょうか。簡単に言うと「水中でハンドボールをサッカーのルールでやる」感じのスポーツです。しかし水球経験者からみれば、ハンドボールの方が「陸でやる水球」なんだそうですが。
名前を聞いたことはあっても、実際に目にした人は少なく、日本では日の当たることの少ないスポーツです。が、水球の歴史は古く、19世紀半ばのイングランドにまで遡ります。当時のイギリスでは産業革命も終わり、生活が豊かになりつつありました。そのため各地にプールが開設されていき、そこを拠点に水泳クラブが数多く創設されていきます。当時見世物としてさまざまな水上イベントが行われ、特に競走馬の名前をつけた樽にまたがってレースをする「ウォーター・ダービー」などが人気となりました。そのうち馬上でボールを扱うポロのルールが加わって水上ポロがうまれ、さらに当時から全イングランドで人気だったフットボールの要素が加わって水球=Water Poloが成立したと言われています。
水球とサッカーには多くの共通点があります。ファール・退場のルール、シューターがクロスにあわせる得点方法、選手のポジションと役割などです。しかし最も大きく違う点は「水中か陸上か」です。水球において選手の体の大半は水の中です。そのためほとんどの反則が審判からは見えず、掴んだり蹴ったり沈めたり、といった悪質なプレーが日常的に行われるようになります。「水中の格闘技」と呼ばれる所以はここです。
イギリスで生まれた水球は19世紀末にはアメリカにも伝わり、大変な人気を博します。しかしプレーがあまりにも暴力的で、試合のたびに大量の怪我人や失神者が続出するようになったため、1908年に全米体育協会が水球競技を禁止スポーツに指定してしまった過去があるのです。
そりゃ水中で何したって見えないなら好き勝手やりますよね。水中で何したって見えない・・・もし水球が人気スポーツになったら是非とも男女混合競技にしていただいて私もプレーしたいと・・・、いえ、別に私は男女分け隔てなく楽しめるようになってほしいだけですからね!!(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。
【問題】
①これ、何と読む?
②下の質問の答えは?
③辞書の逆引き問題 次の意味を持つ言葉は何?

3:ハナタネ寄席
★A「水戸黄門が野球のピッチャーをやったら狙い球が絞りやすいぜ。最後は必ず内角低めに来るからな」 
B「どうして?」
A「切り札はインロー(印籠)だからさ」

4:名言「3(ざ)」(ん)昧(まい)(作者不明の名言集)
1.「チャンスを見極め、見逃さない人が登り詰めてく。見逃さない人になりたい。」
2.「『私の本当の弱さ』を“指摘”するのが占い師のやり方で、“理解”するのが恋人のやり方。」
3.「泣かない人が強いんじゃない。誰かを思って泣ける人こそが強い人なんじゃないかな?」

5: 
前回の答え
①「t」(alphabetのスペル)
②湯気?を書く
③網羅