はなしのたね。2013.vol.20
1:「とりあえずビール」のはなし。
鹿児島県いちき串木野市が【本格焼酎による乾杯を推進する条例案】を市議会に提案しました。地元の焼酎を飲む習慣を広めるためで、市は焼酎乾杯を推奨する取り組みは「全国初」としています。いやいや、そんなこと言ったって、お酒の席でとりあえず乾杯に用いられるのはやはりビール!・・・でもないんです最近は。
ある調査によると、最初の一杯でビール(発泡酒含む)を飲む人は53.8%。ただこれは全ての年齢層を対象とした結果で、若年層に限ると「とりあえビール」の割合は1割に満たないと言います。若者のビール離れは全体のビール出荷量にも現れていて、平成6年に約7,240,000klだったのが、平成23年には約2,800,000klまで落ち込んでいます。もちろん発泡酒や新ジャンルの台頭も手伝っての数字ですが、それらを合わせてもピークの77%まで減っています。学生同士の飲み会などでは、たまに500mlくらいのビールが飲める学生がいると「お酒、強ーい」と歓声が上がることもあるとか・・・。この飲み会に参加したら、私はスーパーヒーローになれるなぁ。
お酒の強い弱いは別にして、「とりあえずビール」にはカラダに嬉しい効果があります。まずビールに含まれる炭酸やホップの苦みが、胃腸への刺激となって食欲を増進させる効果があります。さらにビールには米とコーンスターチが配合されている場合が多く、素早く喉の渇きを癒す効果もあって一杯目に最適なのです。また、ビールに含まれるアルコールは血行の促進や体熱の上昇などに消費されるため、脂肪となって身体に蓄えられることは少ないそうです。ビールを飲むと太る、というのは結局ノド越しが良く、先述の通り食欲を増進させる効果もあってつまみを食べ過ぎるから。ビールが直接 影響を及ぼすわけではないようです。
まあそんな小難しいことを考えなくても、暑い日に仕事が終わった後に飲むのは「とりあえずビール」。それは理屈じゃないんですけどね。「とりあえず」と言えば、先日 友人と飲みに行った際にこんなことが。一杯目を注文しようと店員さんを呼んで、友人が「とりあえず・・・」と切り出したのですが、次に発した言葉は「ビール」ではなく、私の目をしっかりと見据えての「今日ワリカンな」でした。(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。
【問題】
①これ、何と読む?
②問題です。
③バラバラになった漢字の破片を並べてできる二字熟語は?

3:ハナタネ寄席
★スイーツが美味しいお店に行ってきた母が一言。「あそこのめっちゃまんぶらんもっちゃ美味しかったよ。」
正解は「あそこの抹茶モンブラン、めっちゃ美味しかったよ。」

4:名言「3(ざ)」(ん)昧(まい)(作者不明の名言集)
1.「人間には責任がある。力があるわけではない。」
2.「感謝する理由がみつからなければ落ち度はあなた自身にある。」
3.「かんしゃくを起こすと、友人を失う。嘘をつくと、自分自身を失う。」

5: 
前回の答え
①的はずれ
②「七」(元旦・桃の節句・端午の節句・七夕)
③5(その行内で濁点をつけられる文字の数)