はなしのたね。2014.vol.31
1:「賢い鳥」のはなし。
 賢い鳥、と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。人の言葉を覚えて話すオウムやインコ?平和の象徴と言われるハト?いやいや、数多くいる鳥の中で、飛び抜けて賢いのはカラスです。
 「脳化指数」というものがあります。これは、動物の体重あたりの脳の重さを表す数字です。ヒトが0.89、イルカが0.64、チンパンジーが0.30、と哺乳類は軒並みこの数字が高いです。次いでゾウが0.22、鯨が0.21と続き、何とカラスは0.16で、これは犬や猫を上回る数字です。その下には馬や牛、豚などもおり、いかにカラスが鳥類の中で突出した存在かが分かります。カラスの脳がここまで発達した理由は様々です。雑食性であること、外敵に襲われにくいほどほどの大きさであること、渡りをしない(渡り鳥ではない)こと、寿命が長い(約20年)こと、好奇心旺盛であること、などが挙げられます。
 カラスの利口さを示す行動に「貯食」があります。カラス類の多くはスカベンジャーというカテゴリーに入ります。スカベンジャーとは、死んだ動物の肉を食べたりする、いわゆる掃除屋のこと。ハシブトガラスは、森の中を移動しながら食べ物を探して生きています。主な餌になる動物の死骸などは、いつも安定してあるわけではありません。また、あった場合は一度に食べきれない量であることがほとんど。そこで彼らが取る行動が「貯食」。餌を一時保管して、また空腹になったときに食べに来る、という行動です。貯食したからには、その場所を覚えていなければなりません。これが自然と記憶力を発達させます。また、カラスは森のどこにいつ頃おいしい木の実がなるかということを知っています。これも記憶力が高いからこそ可能なのです。他にもカラスは洞察力、観察力に優れており、1羽が餌を見つけて舞い降りると、わっと別のカラスが集まってきます。これも「食べ物を見つけたに違いない」と判断して行動した結果と言えます。
 このままカラスはどんどん賢くなっていくのか?これはノーです。鳥であるが故に限界があります。まず飛ぶためには体重制限があります。よって脳が大きくなりすぎると飛ぶことができなくなります。そして鳥には手がありません。そのため、口やクチバシへの負担が大きくなります。食事はもちろん、物の移動や、敵への攻撃手段としての機能を維持しなければならず、これ以上 脳を大きくすることはできないのです。
 カラスによる被害が社会問題になるほど、悪い意味で身近な存在である彼ら。人間の敵のような扱いになってしまったのは、その賢さゆえなのです。(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。

【問題】
①「?」に入る数字は?
②下の言葉にはある法則があります その法則とは? 
③下の漢字を並べ替え、四字熟語を4つ作ってください

3:ハナタネ寄席
★「お前は見られている」が宗教。
「見られていなくても」が道徳。
「どう見ているか」が哲学。
「見えているものは何か」が科学。
「見えるようにする」のが数学。
「見ることが出来たら」が文学。
「見えている事にする」のが統計学。
「見られると興奮する」のが変態。

4: 
前回の答え
①お金(お札→小銭)
②かぐや姫
③百鬼夜行・時期尚早・前人未到・現状維持