はなしのたね。2015.vol.27
1:「野球女子倍増プロジェクト」のはなし。
 昨年の流行語にもなった「カープ女子」。これはプロ野球広島カープの女性ファンを指す言葉なのはご存知かと思いますが、今やプロ野球の球団にとって女性ファン獲得は至上命題。オリックスバファローズでも自球団の女性ファンを「オリ姫」と名づけ、先ほどの「カープ女子」との対決企画などを実施しています。
 各球団の女性ファンクラブ名はこんな感じです。【広島:カープ女子】【オリックス:オリ姫】【ソフトバンク:タカガール】【巨人:G-jo】【阪神:TORACO】【楽天:イーグルス女子】。ある球団の幹部は「男性客はもう頭打ち。客単価も低く、少子高齢化で今後ますます減っていくのは間違いない。逆に女性客は一度ファンになると球団グッズを積極的に買う傾向が強く、長期的な『ひいき客』になる可能性が高い」と話しています。
 巨人、横浜、ヤクルト、西武、ロッテの首都圏に本拠地を置く5球団が、今季各球場で展開しているのが「野球女子倍増プロジェクト」です。「はじめてのプロ野球体験ツアー」と銘打って、試合観戦はもちろんグラウンドで選手と記念撮影や、マウンドやバッターボックス、ベンチの見学などもできます。中には始球式の主審役を務めさせてくれる球団もあったりします。男性ファンからすれば「何で女子ばっか!!」となりそうな優遇っぷり。先月に発表されたプロ野球の1試合平均観客数は、セ・パ両リーグとも前年同期比6%の伸びを示しており、効果もしっかり出ていると言えます。
 話は逸れますが、プロ野球界のみならず今後は「女性の力」に頼る場面がどんどん増えてくるでしょう。労働力不足もそう。「女性は子供を産む機械だ」と発言して辞職に追い込まれた閣僚がいましたが、これは決して女性を侮辱した言葉ではありません。例えば、母乳の元は血液だと言います。乳児が1日に6回、毎回200ccの母乳を飲むとすれば、1,200ccの血液が使われていることになります。もし男性がこの役割を担おうとすると、輸血を受けながら授乳させなければいけません。また、生まれた赤ちゃんの3キロほどの体重は、すべて女性が与えた栄養で増えたものです。生命の誕生を質量的な観点から見ると、男性の貢献は全くないに等しいと言えます。女性が「子供を産む機械」であっても、男性はその部品にすらなれません。カープ女子から話がえらく飛躍してしまいましたが、「女子ばっか」優遇される世の中になるのは、もう自然の摂理なのであります。(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。

【問題】
①次の漢字に同じ部首をつけて単語にしてください
②どんな方法があるでしょう
③下の「祭」という漢字、どんな言葉でできている?

3:ハナタネ寄席
★「トイレの消臭元」が出たとき、何を思ったか空気中ではなく、自分のケツに噴射した友人M。
4:今週の気になる数字
【21.4%】
「恋人の連絡先をLINEしか知らない」という20代の人の割合。およそ5人に1人が、大切な人の電話番号や緊急連絡先を知りません。LINEですべて解決できると思っている・・・ケータイ依存症の最たる例ではないでしょうか。

5: 
前回の答え
①腰(平仮名にして線を1本引く)
②波、(○=さんずい、△は皮)
③一世一代・一日千秋・三者三様・付和雷同