はなしのたね。2015.vol.34
1:「お・し・へ・ん」のはなし。
 「お・し・へ・ん」、これだけ聞いて何のことか分かる人は相当なクルマ好きか陸運局の方ぐらい?何かというと、これは車のナンバープレートに使えない平仮名です。ナンバープレートには数字のほかに平仮名の文字も必ず使われていますが、「お・し・へ・ん」はそこに使用ができないのです。
 ナンバープレートの平仮名には色々と決まりがあります。自家用車の場合、普通車は「さ」から、軽自動車は「あ」から始まって、すべての番号が払い出されると50音順に次の平仮名に進みます。事業用車両の普通車は「あ」~「こ」、そして「を」、事業用軽自動車は「り」と「れ」。これらの平仮名が自家用車に使用されることはありません。「わ」はレンタカーに使用されています。
 ではなぜ「お・し・へ・ん」は使用できないのか。その理由は―――

 「お」 → 「あ」、「す」、「む」と見間違える可能性があるほか、「を」と発音が同じため。
 「し」 → 「死」を連想させ、縁起が良くないため。
 「ん」 → 発音しづらいため。
 そして気になる「へ」 → 「屁」を連想させ、イメージが良くないため。
 「へ」、気にしすぎ!そんなにネガティブにならなくてもいいって!確かに「へ 59-82」とかだと「屁こくやつ」とか読めてちょっと嫌かもしれないけども!それはそれでネタになるし!

 ―――と、いう以上のような非常に合理的(?)な理由で、「お・し・へ・ん」の4文字は使用されていません。ちなみに数字の方に目を移すと、下2桁が「42」と「49」のものは縁起が悪いという理由で払い出しされません。もちろん希望番号として指定すれば発行されますが、やはり命を乗せる車ですから、そこは避けたいところです。
 蛇足になりますが3年程前に私が車を購入した際、ナンバーが「め 33-74」で発行がされるとの話でした。普段なら特に気にも留めないのですが、当時嫁さんのお腹に赤ちゃんがいまして、どうしてもそのナンバーの並びが「目、耳、無し」と読めてしまい速攻で車屋さんにナンバーを変えてもらった記憶があります。こういうのは一旦気になるとダメです。お風呂のお湯の設定温度も42℃が嫌な小心者(N)と、ネタ提供は(T)でお送りしました。

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。
【問題】
①□に入るアルファベットは?
②最も長いのは?
③「指輪」はどっち?

3:ハナタネ寄席
★ラーメン屋でラーメン運んできた店員の指がどんぶりに入っていたので「ちょっと!指!」って指摘したら「あ、大丈夫です、全然熱くないんで」って言われた。何でオレがお前の火傷の心配しなきゃならんのだ!そしてスープが熱くないのも問題だろうが!
4: 
前回の答え
①F(競技人数の頭文字・サッカー=11人=Eleven)
②南
③あるのみ