はなしのたね。2015.vol.36
1:「専用醤油」のはなし。
 「日本に生まれて良かった」と思う一つの要因と言っても過言ではない醤油。大豆と小麦を原料として作った醤油麹に、濃厚な食塩水を加えて仕込み、約1年間熟成発酵させたものをしぼって作ります。酵母、麹菌、乳酸菌などが作用し、醤油独特の香りとうまみが醸成されます。何でもかんでもケチャップをぶっかけて食べるどこぞの国の人たちには到底生み出せないであろう、キングオブ調味料と言っていいでしょう。
 そんな醤油に、想像もつかないようなバリエーション展開があるのはご存知でしょうか。さしみ醤油や卵かけご飯専用醤油なんてメジャーなもんじゃありません。え、そんな物にまで!?と思わず言いたくなるほど、様々な種類があるのです。
■焼サンマ専用醤油―――秋を代表する味、サンマを美味しく味わうための醤油です。北海道産の昆布をそのまま瓶詰めすることで、その香りはもちろん凝縮された昆布と醤油の味が楽しめるそうです。
■カレー専用醤油―――宮崎県にあるチキン南蛮カレーの専門店で提供されていた醤油。味は甘口で、その風味と甘味を活かしながらカレーにコクと旨味を加えてくれるよう配合されています。
■パン専用醤油―――通常の醤油と比べて塩分濃度がおよそ4分の1で、メイプルシロップのようなとろみがあるそうです。トーストにかけるとみたらし団子のような味わいになるんだとか。
■プリン専用醤油―――「プリンに醤油をかけるとウニの味がする」という都市伝説に基づいて開発されました。魚介エキスがたっぷり入っていて、海苔の香りもするそう。本当にウニの味になるようですよ。
■カキ氷専用醤油―――大正2年創業の老舗醤油醸造元が開発。しょっぱいカキ氷を楽しむための物かと思いきや、甘口醤油に奄美の黒砂糖を加えることで上品な甘味を実現したんだそうです。
■ヨーグルト専用醤油―――薄口醤油をベースに、リンゴジュースや白ワインを使い後味さっぱりなフルーティな味に仕上っています。酸味があってバニラアイスやわらび餅にかけても美味しいとか。
 いかがでしょう。そんな物に本当にかけるの?と思うものもありますが、「醤油」と付いているだけできっと不味くはないんだろうなという安心感を抱くのは、やはり日本人だからでしょうか。ちなみに海外に行くと、「米専用醤油」なるものが売られているんだそうです。ご飯(ライス)にぶっかけるための醤油なわけですが、そういうことじゃないんだよ、外人!そもそもそういう大味で単純なところがあなた達は・・・って話が変わってしまうのでこの辺で。食欲の秋のお供に、是非とも面白醤油たちをお試しあれ。(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。

【問題】
①「?」に入る数字は?
②これは何でしょう?
③下の「遊」の文字、どんな言葉でできている?

3:ハナタネ寄席
★犬:この家の人たちは、餌をくれるし、愛してくれるし、 気持ちのいい暖かいすみかを提供してくれるし、 可愛がってくれるし、よく世話をしてくれる・・・。 この家の人たちは神に違いない!
猫: この家の人たちは、餌をくれるし、愛してくれるし、 気持ちのいい暖かいすみかを提供してくれるし、 可愛がってくれるし、よく世話をしてくれる・・・。 自分は神に違いない!

4: 
前回の答え
①2(面積を求める公式)
②樋(お札の肖像画)
③おもいやる