はなしのたね。2016.vol.03

1：「最凶のサメ」のはなし。

新年早々、巨大生物好きの私にはたまらないニュースが飛び込んできました。沖縄の美ら海水族館で1月5日より、ホオジロザメの展示が始まったというのです。ホオジロザメと言えば映画「ジョーズ」のモデルにもなった世界で最も凶暴なサメ。「海の殺し屋」の異名を取り、その大きさは最大で6メートル、国際的なデータベースでも人的被害記録件数が最も多い、まさに世界最凶のサメです。映画「ジョーズ」で漁師のクィントが傾いた船の上でジョーズに喰われ、海中に引きずり込まれていくシーンは未だに私のトラウマです。 　そして1月8日、更なる衝撃のニュースが飛び込んできました。何と美ら海水族館のホオジロザメがお亡くなりになったというのです！うおー！すげぇー！・・・って、え！？世界最凶じゃなかったの・・・？ 　ものすごく強いイメージがあるホオジロザメなのですが、実はとんでもなくデリケートです。輸送と飼育が非常に難しく、世界的にも飼育記録がほとんどありません。アメリカでほんの数ヶ月、日本の島根県で4日間という2つの例があるだけだと言います。おまけに生態系についてもまだ分かっていないことが多く、原因と対策を見つけられない状態なのです。とにかく神経質な性格で、捕獲したときにショックで死んだり、暴れすぎて体に傷を負って死んだり。運よく水槽に運べても、餌をまったく食べずに死亡・・・お前は失恋直後のOLか！と言いたくなるようなナイーブっぷり。ですから何とか展示にこぎつけた美ら海水族館のホオジロザメには大きな期待がかかっていたのですが・・・まさかそのプレッシャーに耐え切れず死亡？ 　冗談はさておき、獰猛なイメージとは裏腹なホオジロザメ。人的被害件数が最も多いなどと物騒なことを書きましたが、サメ全般による事故は世界中あわせても年間50件前後。海の死亡事故件数で言えば、落雷事故のほうがよっぽど人の命を奪っています（サメ事故の5倍以上）。そして何より、乱獲でホオジロザメの命を無駄に奪ってきたのは人間のほう。今やホオジロサメは絶滅の危惧さえされています。天才スピルバーグが「ジョーズ」を撮ったときの年齢は若干28歳。今度はホオジロザメの恐ろしさではなく、その魅力や生態を明らかにして伝えてくれる若き天才研究者の登場を待ちたいところです。（N）

2：「アタマの体操・シケパ（脳トレ編）」

間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。 【問題】 ①「？」に入る文字は？ ②「？」に入る言葉は？ ③これ、何？

3：ハナタネ寄席

★年末にスーパーで買ったおせち、 製造日12月30日　　消費期限 12月31日　　・・・おせちの役目を全く果たせてない。

4：心理学テクニック講座

～心理学を利用してあんなことやこんなこと ＜悪用禁止＞～ 【バーナム効果】 実際には誰にでも当てはまるような事を自分だけに適用される極めて特殊な内容だと思い込んでしまう心理的な現象。占い師や詐欺師が騙しのテクニックとして使う。例：Ａ型だから綺麗好き（Ａ型でなくても綺麗好きはいる）　何か最近悩み事があるでしょう？（誰にでも何かしらの悩みはある）

5：

前回の答え ①ア（漢字にした時に種類がある） ②ウ（「かっこ」の中に「け」でかけっこ） ③うまい