はなしのたね。2016.vol.25
1:「呪文系オーダー」のはなし。~後編~
 日本を代表するコーヒーチェーン「スターバックス」。しかしそこでのカスタムオーダーが呪文のようでとにかく分かり辛い!というのが前回のお話。「トールアイスライトアイスエクストラミルクラテ」などという、最終的に一体何が出てくるのか全く想像がつかない注文は、完全に初心者を突き放していると言えるでしょう。
 カスタムどころか普通の注文方法すらよく分からない私は、とりあえずスタバのHPを訪れてみました。するとありました!「How to オーダー」なる項目が!あぁ良かった、これでひとまず通常の注文はできるようになるぞ、と安心したのも束の間。「手順1.ビバレッジを選びましょう」・・・ビバレッジて何やねん!補足説明に「定番ビバレッジのほか、季節限定のビバレッジもご用意しています」・・・いやだから、ビバレッジて何やねん!そこでまず挫折①。諦めてなるものか、と読み進めると「手順2.サイズもいろいろ」・・・ここで前編で散々こき下ろしたショート、トール、グランデ、ベンティが登場。誰がどう考えてもS・M・Lで済む話。日本人なら大・中・小が定番。4種類という気持ち悪さにやはり挫折②。続いて「手順3.ビバレッジを自分好みの味わいに」・・・で、出た~、ビバレッジ!ほんとビバレッジて何やねん!「ビバレッジはお好みに合わせて自由にカスタマイズすることができます」カスタムもクソも、ビバレッジが何なのか分かってないわこっちは!仕方ない、一応カスタマイズの方法を見るか―――「オーダー時にバリスタにお尋ねください」バリスタなんて、恐れ多くて話しかけられませんよ私は。挫折③。「コンディメントバーでお好みの味わいに」砂糖、ミルク以外でコーヒーに入れる物なんてあるんですか!挫折④。さらにそこから「カスタマイズについて詳しくはこちらで『How to カスタマイズ』」というボタンがありましたが、もう怖くて押せませんでした。挫折⑤。
 「詐欺師の代表的な手口」として有名な5項目があります。1.時間で追い詰める 2.欲をくすぐる 3.相手の弱みをつく 4.相手の知識不足を利用する 5.権威を利用する 以上です。スタバファンの方、ごめんなさい、スターバックスのこういうやり方は、3と4の項目のように感じて仕方ありません。結局「日本人はコーヒーに関する知識が薄く、それにコンプレックスを抱いている」という前提の下、上記のような記述をしているように思うのです。明らかに分かり辛い単語でも、知っていると通ぶれるような横文字を多用し無理やり高級感や特別感を演出。仲間内で知らないと恥ずかしい、という劣等感も煽り、村八分を極端に嫌う日本人の心理を巧みに利用した戦略だと・・・あ、これは完全に勝手な想像です。
 この季節、スタバのコーヒーフラペチーノが美味しいですよ!レコメンド(おすすめ)です!(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。
【問題】
①なぞなぞです
②?に入る漢字は何?
③マッチ棒でできた式、1本動かして式を完成させてください

3:ハナタネ寄席
★ある朝のこと、母親が息子を起こしに行った。「起きなさい。学校へ行く時間ですよ!」「学校になんか行きたくないよ」「どうして?」「理由が2つあるんだ。まず、みんなボクのこと嫌ってるし、それに先生たちまでボクのこと嫌ってるんだよ!」「そんなの理由になってないわ。さあ、早く起きて支度しなさい」「ボクが学校に行かなきゃならない理由も2つ言ってよ!」「まず、あなたは52歳でしょう。そして、校長先生でしょう!」
4: 
前回の答え
①トランプ(エースからキング)
②じゃんけん(指の本数)
③うれいなし