はなしのたね。2017.vol.14
1:「嫌いなジャニーズランキング」のはなし。
 こういうものが世の中に存在するというのを初めて知りました。『週刊女性PRIME』が独自のアンケート調査を実施、10,000名を超える人からの回答があったそうです。まずはそのTOP3をカウント~ダウン!
 3位:小山慶一郎(NEWS)―――女性アイドルとのツーショット写真や、旅館を借り切って30名以上の女性を集めたパーティを開催したという情報が流出して一気にイメージダウン。
 2位:木村拓哉―――SMAP解散騒動の戦犯役をほぼすべて担う形に。まあそれ以前にもこの「嫌いな…」ランキングでは2014~2016年まで堂々の三連覇。ではそんなキムタクから1位の座を奪ったのは・・・
 1位:いない―――・・・え?そんなのアリ?
 日本人はとにかく「ランキング」が好きだと言われています。ちょっと雑誌やネットを見れば「○○売れ筋ランキング」や「オススメ○○ランキング」といった内容の記事が溢れています。もうこれは日本という島国独特の傾向で、何らかの選択を迫られたとき「周りの人はどうしているのだろう」という点が判断基準になります。服を買うときでも、「自分にはどんな服が似合うか」でなく「今どんな服が流行りなのか」しか気にしていない。だから「女子ウケする夏コーデランキング!」とか言って有名なファッション雑誌上でテキトーにランキングを作って発表すれば、その上位の服装は(本当に女子ウケするかどうかは別にして)勝手に流行してくれます。「周りもみんなそうなんだ」と思わせたらもう勝ちなわけです。
 「嫌いなジャニーズランキング」に話を戻すと、結局芸能人というのは知名度商売です。ポジティブ要素であろうがネガティブ要素であろうが、とにかくたくさんの人に知ってもらった者勝ち。なのでキムタクなどはこうしたランキングで常に上位にランクインするということは、もう人気・知名度とも磐石で「ちょ、待てよ!」と結果に物申す必要性は皆無と言えます。逆に「いない」が1位になったことの方がジャニーズ事務所としては痛手でしょう。そこで知名度を上げるタレントが新たに生まれなかったということですから。
 日本人はランキングから「安心感」を買っています。キムタクに関して言えば「ああ、やっぱりみんなも悪いイメージ持ってるんだ~」とランキングを見て安心する。そうやってキムタクはイメージは悪くなっても知名度はさらに上がっていく。そのイメージが地に落ちて、日本国民の共通認識になったところで「極悪マフィア役」で映画主演させる→映画大ヒット!という青写真です。―――では最後に、日本人が好きなものランキングの1位を発表して終わりたいと思います。日本人が好きなものランキング第1位:ランキング。(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。

【問題】
①これ、何と読む?
②これ、何と読む?
③「ある」に共通することは?

3:ハナタネ寄席
★「親子丼のタマネギって邪魔者だよな。親と子の感動の再会に立ち入ってんじゃねーっての」「バカだな。感動の涙さそってるんじゃねーか」
4: 
前回の答え
①映画館(「え」「い」が缶)
②将
③パラダイス(パとラのダイス)